大阪アーツカウンシル主催「第3回大阪芸術文化交流シンポジウム 人と地域を育みつなげる場」(2021年2月8日、吹田市文化会館(メイシアター)小ホール)の記録映像を公開します。
※全体を一つの映像として公開していますが、各プログラムごとにスキップすることが出来ます。
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ご挨拶
冒頭では総合司会の大阪アーツカウンシル統括責任者・中西美穂の挨拶につづいて、「新型コロナウイルス感染症拡大影響下における大阪府内の公立文化施設のネットワーク状況等調査(受託:一般財団法人大阪市コミュニティ協会)」のアンケート調査結果速報を紹介しました。
第1部:基調講演
なぜ文化への公的支援が必要か 公立文化施設の可能性
第1部では大阪府市文化振興会議副会長・静岡文化芸術大学教授の片山泰輔氏より「なぜ文化への公的支援が必要か‐公立文化施設の可能性‐」と題した基調講演が行われました。
第2部:事例報告
コロナ禍における多様な取り組み
第2部では、門真市民文化会館(ルミエールホール)副館長・実島直美氏より「かどま折り鶴 12万羽プロジェクト」、八尾市文化会館(プリズムホール)舞台事業班リーダー音響担当・日笠良紀氏より「バックステージツアー」、大阪府立江之子島文化芸術創造センター[enoco]企画部門チーフディレクター・高坂玲子氏より文化庁「文化芸術活動の継続支援事業」の事前確認番号認証作業に携わった報告がありました。モデレーターは大阪アーツカウンシル委員で伊丹市立文化会館(東リいたみホール)館長・権田康行が務めました。
第3部:演劇
2020年、受付窓口のこと
第3部は演劇を上演しました。これは大阪府立男女共同参画・青少年センター(ドーンセンター)統括責任者・植田宏美氏と、大阪市立芸術創造館館長・重田龍佑氏のコーディネートのもと、脚本家の鈴木友隆氏によって創作されました。
第3.5部:ちょっと立ち話
”自然史系”のつながりは持続可能!?
第3.5部は、泉州・紀北ミュージアムネットワーク副代表・きしわだ自然資料館学芸員の風間美穂氏に、大阪アーツカウンシルの中西が話を聞きました。
第4部:トーク
未来の大阪をつくる公立文化施設:ネットワーキングをてがかりに
第4部では、東大阪市文化創造館副館長・岡本友厚氏がモデレーターを務め、堺市民芸術文化ホール(フェニーチェ堺)主査(事業担当)・新熊章氏、箕面市立西南生涯学習センター館長・森七恵氏、河内長野市立文化会館(ラブリーホール)事業グループ・山田愉香氏が、それぞれの館や、各館独自のネットワーク(阪急沿線や、公立文化施設協会、自治体との関り等)について紹介し、各館の活動におけるネットワーク活用の重要性や、それぞれの将来に向けた思いを話しました。
第3回大阪芸術文化交流シンポジウム
「人と地域を育み・つなげる場:公立文化施設の現場から」
(2021年2月8日開催 主催:大阪アーツカウンシル)