メンバー紹介

大阪アーツカウンシルは、大阪のアーティスト・文化芸術団体・ 文化施設などの文化芸術関係者、各自治体やその関連団体などの公的団体、文化芸術を享受する府市民や民間企業との連携・ 協働による、より良い文化芸術活動の環境づくりを進めるために、芸術家、制作者、研究者など幅広いバックグラウンドを持ったスタッフによって構成されています。

 

統括責任者(部会長)

宮崎 優也(みやざき ゆうや)

所属:指揮者・芸術プロデューサー・文化政策アドバイザー

1988年東京生まれ。高校を卒業と同時に渡米。指揮、音楽学、神経心理学を学び、ノーステキサス大学院にて修士号取得と博士号単位取得満期退学。在学中からオーケストラやオペラ等の現場で活動する傍ら、高校や音楽大学の非常勤講師、音楽祭の音楽スタッフとして参加するなど教育方面でも経験を積む。11年間の米国における活動から帰国後、関西圏にてフリーランスオペラ指揮者として活動開始。堺シティオペラ一般社団法人のアーティスティックディレクター兼事務局長を経て、2022年より大阪アーツカウンシル統括責任者、大阪府文化アドバイザー、大阪市文化アドバイザー、そして2023年からは日本芸術文化振興会プログラムオフィサー(音楽分野)に就任。フリーランス指揮者として活動する一方、非営利文化芸術活動を中心に事業評価、調査研究、政策提言、研修などの活動環境整備にも関わっている。

統括責任者の就任ご挨拶(2022年4月8日)

専門委員

尾崎 雅久(おざき まさひさ)

所属:合同会社尾崎商店 代表社員

1976年千葉県生まれ島根県育ち。大阪芸術大学文芸学科在学中、劇団「桃園会」に制作として入団。退団後、約10年間、会社員+フリー演劇制作者の二重生活を送り、2008年に尾崎商店を起業。‘18年法人化。現在は公演制作業務だけでなく俳優、スタッフのプロダクション、企業や劇団のコンサル業務など【演劇】を軸にして幅広く社会とつながる業態に挑戦中。大阪芸術大学舞台芸術学科非常勤講師、大阪アーツカウンシル部会委員。‘23年3月聖天通劇場「番頭(仮称)」就任予定。国家資格キャリアコンサルタント・準認定ファンドレイザー。


北村 智子(きたむら ともこ)

所属:アートアドミニストレーター

1975年神奈川県生まれ。東京芸術大学大学院音楽研究科応用音楽学専攻にてアートマネジメントを学ぶ。東京で企業メセナ協議会に勤務後、2009年に大阪の千島土地(株)に入社。同社の地域創生・社会貢献事業である「北加賀屋クリエイティブ・ビレッジ構想」「アヒルプロジェクト」「おおさか創造千島財団」の設立準備〜運営などを担当した。2019年からはフリーランスとして、千島財団が創設したWebメディア「paperC」の運営に従事。社会人生活では一貫して「文化芸術の環境整備」をライフワークと考えている。大阪アーツカウンシル専門委員。


志村 聖子(しむら せいこ)

所属:相愛大学 音楽学部 准教授

東京藝術大学音楽学部楽理科卒業。九州大学大学院芸術工学府修士課程を経て、同博士後期課程修了。博士(芸術工学)。相愛大学音楽学部准教授。単著に「舞台芸術マネジメント論—聴衆との共創を目指してー」(九州大学出版会、2017)、共著に「はじまりのアートマネジメント術経営の現場力を学び、未来を構想する」(水曜社、2021)ほか。2019年度 – 2021年度に相愛大学「伝統芸能コーディネーター育成プログラム」統括責任者を務めるなど、大阪における実演芸術や伝統芸能の担い手育成のあり方を理論・実践の両面から考察している。


塚原 悠也(つかはら ゆうや)

(撮影:志賀理江子)

所属:アーティストユニットContactGonzo ディレクター・パフォーマー

京都市生まれ大阪市在住。contact Gonzo メンバー、KYOTO EXPERIMENT 共同ディレクター。 関西学院大学大学院文学部美学専攻修士課程修了。2002 年に NPO DANCEBOX のボランティアスタッフとして参加した後、 2006 年パフォーマンス集団 contact Gonzo の活動を開始。 殴り合いのようにも、ある種のダンスのようにも見える、既存の概念を 無視したかのような即興的なパフォーマンス作品やインスタレーション 作品を、国内外、屋内外で多数制作。大阪アーツカウンシル専門委員。

専門委員(採択審査担当)

梶木 典子(かじき のりこ)

所属:神戸女子大学 家政学部 教授

 

長川 勝勇(ながかわ まさお)

所属:公益財団法人大阪産業局 イノベーション推進部 プロデューサー

 

畑 律江(はた りつえ)

所属:毎日新聞 客員編集委員


原 久子(はら ひさこ)

所属:大阪電気通信大学 総合情報学部 教授

 

広瀬 依子(ひろせ よりこ) 

所属:追手門学院大学 文学部 講師

 

松尾 美矢子(まつお みやこ)

所属:フリーランス演芸ライター


山納 洋(やまのう ひろし)

所属:大阪ガスネットワーク株式会社 都市魅力研究室長

アーツマネージャー

井上 美葉子(いのうえ みわこ)

所属:ワークショップデザイナー、 社会保険労務士

大学卒業後、行政や民間企業での勤務と並行して演劇活動に参加。大学院入学を機に、フリーランスのアートマネージャーとして公共文化イベントや京都・大阪の演劇作品に関わったほか、民間大劇場のリニューアルオープン時には制作や広報を担当した。

2015年から5年間、大学にてワークショップ形式のキャリアデザイン授業を企画・実施、また同年より京都国際舞台芸術祭KYOTO EXPERIMENTのスタッフとして、ボランティアやインターンシップのマネジメント、およびハラスメントン防止講習の企画・運営を担当している。

人が関わる演劇周辺の諸事情について学ぶことがライフワークであり、民法や労働法、人材育成に関する資格取得などに取り組む。共著「コロナ禍における日米のNPO」(明石書店/2020年)


内田 結花(うちだ ゆか)

所属:ダンサー・振付家

大阪府出身在住。ダンサー・振付家。近畿大学文芸学部芸術学科舞台芸術専攻卒業。文化庁・NPO DANCE BOX主催「国内ダンス@神戸」2期修了後、屋内外の多様な環境や状況で自作品の発表を行なう。また、ダンサーとして様々な振付家、作家の作品に多数出演。2014年よりNPO DANCE BOXのスタッフに参加し、種だねのアートプロジェクトに創作から制作面に至るまで携わる。


小倉 千裕(おぐら ちひろ)

所属:俳優、シンガー、 舞台芸術研究者

1993年生まれ。大阪府出身。同志社大学大学院経済学研究科応用経済学専攻博士前期課程修了。在学中は、「日本の演劇における前売券を割り引く商習慣」をテーマに研究を行い、自らも舞台に立つことを両立する生活を送る。修了後は、演出・制作にも活動を広げ、主宰する俳優組合わざおぎるどで、日本の近代戯曲を中心に公演活動を開始。2019-22年 株式会社OSK日本歌劇団 広報宣伝担当として、公演のキャッチコピーやあらすじの執筆、フライヤー・プログラム冊子等のディレクションに携わる。現在は、チケット価格の研究を再開し、俳優・シンガーとしての当事者意識を持ちながら、俯瞰と実践を行き来する日々。

ロームシアター京都 リサーチプログラム2022-23年度リサーチャー。KYOTO EXPERIMENT 2023 広報。


梶原 千聖(かじはら ちさと)

所属:音楽家

兵庫県立西宮高校音楽科を経て京都市立芸術大学を首席で卒業。京都市長賞、京都音楽協会賞などを受賞。(公財)青山音楽財団奨学生。International Tadeusz Wroński Violin Course in Nałęczówにてディプロマ取得。

べーテン音楽コンクール第1位、ナウェンチュフ国際ヴァイオリンコンクール(ポーランド)第3位などに入賞。「佐渡裕とスーパーキッズ・オーケストラ」に在籍し、テレビ朝日「題名のない音楽会」などのメディアにも多数出演。

小澤征爾音楽塾オーディションに合格し、オーケストラ公演でコンサートミストレスを務める。ソロリサイタルの開催やプロ楽団への客演など幅広く演奏活動をおこなっている。大阪芸術大学演奏員。


久保田 ひかり(くぼた ひかり)

所属:『クレモナ』モダンタンゴ・ラボラトリ バンドマスター、CREMONALABO 株式会社代表取締役社長

1994年大阪生まれ。京都市立芸術大学音楽学部管・打楽専攻(ファゴット)卒業。

2016年にアストル・ピアソラ専門の木管室内楽団『クレモナ』モダンタンゴ・ラボラトリを立ち上げ、演奏活動を展開。

伝統的なクラシックの奏法とエレクトロニクスを併せて用いたステージと、オリジナルアレンジの楽曲を全て暗譜で演奏するスタイル、さらにプレイングマネジャーとして「自立した音楽家」としてのキャリアを積み、「ピアソラの次の時代」を創造することをミッションとしている。

2021年にCREMONALABO株式会社を設立。代表取締役社長に就任。

2023年「第1回室内楽コンクールOSAKA」主催開催。


中西 真子(なかにし まこ)

所属:アートプロデューサー

大阪府河内長野市生まれ。関西学院大学社会学部を卒業後、子どもたちの心身向上を目的とする廃棄芝を活用した教育現場の芝生化事業に携わりつつ、就労継続B型支援の職業指導員を経て、現在も福祉業界で活動している。

2020年1月にin&noを結成。障がい(特性)を持つアーティストがアートを通じて特性を活かし、感性を尊重し合える、あらゆる人がいきいきと活躍できる機会づくりの提供をしている。

in&noが運営する、アート×福祉(Happy)の体験型イベントである【ARTBOX】では、地域共生を視野に入れインクルーシブな社会を目指し、パラアートの展示やアート体験ができるワークショップなどを実施。


野添 貴恵(のぞえ よしえ)

所属:コネクタテレビ スタッフ


花岡 京子(はなおか けいこ)

所属:花福座 伝統芸能応援部主宰

子供のころから歌ったり踊ったりがとにかく好き。学生時代、成績も良くも悪くもなく、ほどほどに成長。就職後、転職もせずそれなりにやりがいをもって勤務。社歴に伴って順調に昇格するも「これ以上偉くなると好きなことをする余裕がなくなる」と勤続30年で突如退職を申し出る。2019年に「伝統芸能の継承者を応援したい」と思い至り、2年後に活動開始することを決意。

2021年1月「花福座~伝統芸能応援部」立上げ宣言。以後、SNSでの伝統芸能情報発信と、コロナ禍ではじめた30人規模の小さな公演を数多く開催。


廣川 文(ひろかわ ふみ)

所属:音楽マネージャー


廣瀬 凪里(ひろせ なぎり)

所属:インディペンデントキュレーター

1993年、大分県生まれ。大分県立芸術文化短期大学国際文化学科卒業後、渡仏。在仏中に公共空間と人々の交わりに興味を持つようになる。2016年より市民文化センターにて事業担当を経験したのち、2019年よりギャラリー勤務、アートNPO事務局を勤めながら、藝術新社漂泊を設立。公共空間と芸術文化との関係性をフィールドとした、展覧会やアートプロジェクトの企画や運営を行うようになる。