日本テレマン協会が「中之島をウィーンに!」を合言葉に、中之島からの文化発信を掲げたシリーズの4公演目。2018年1月16日の第247回定期演奏会でW.A.モーツァルト作曲「協奏交響曲」などを取り上げる。会場は大阪市中央公会堂中集会室。
18世紀に実在したスヴィーテン男爵の逸話を元にバッハなどのバロック時代からベートーヴェンなど古典派までの演目を取り上げてきたが、今回の公演ではモーツァルトがバロック時代の合奏協奏曲にヒントを得て作ったとされる「協奏交響曲」とハイドンの後期交響曲の名作「太鼓連打」を取り上げる。
「協奏交響曲」ではテレマン室内オーケストラの首席奏者である浅井咲乃(ヴァイオリン)と姜隆光(ヴィオラ)が独奏を、「太鼓連打」のティンパニはベートーヴェン・チクルスでも高い評価を得た同オーケストラ首席打楽器奏者の山下嘉範が務める。
「新しい美術館や図書施設が出来ようとしているこの中之島が、関西の文化の中心となり、ウィーンのように文化的な街になればと思っています」と指揮者の延原武春は語る。
日時:2018年1月16日(火)18時30分開演
曲目:
F.J. ハイドン:交響曲 第 103 番 変ホ長調 Hob.I:103「 太鼓連打」
W.A. モーツァルト:協奏交響曲 変ホ長調 KV364
C.P.E.バッハ:シンフォニア 変ロ長調 Wq.182-2
出演:
指揮=延原武春
ヴァイオリン独奏=浅井咲乃 ヴィオラ独奏=姜 隆光
テレマン室内オーケストラ(クラシカル楽器使用)
料金:
一般 前売・当日共 ¥5,000円(自由席)
25歳以下(ユースシート) ¥1,000円(自由席)
予約:
日本テレマン協会事務局 TEL06-6345-1046
(営業時間/平日10:00~18:00)
会場アクセス:大阪市中央公会堂中集会室
大阪市北区中之島1-1-27
地下鉄・京阪本線「淀屋橋」「北浜」下車 徒歩5分
京阪中之島線「なにわ橋」下車 徒歩1分c