今年で結成20周年を迎える札幌の劇団「yhs」が2度目の大阪公演を2017年9月23日〜24日にインディペンデントシアター2ndで行う。
札幌演劇界で随一の「笑い」のセンスを武器に様々な社会現象をシニカルな視点で捉えるのが特徴。
「忘れたいのに思い出せない」は2010年に初上演され、今年の「札幌演劇シーズン2017- 夏」にて再々演されるほど札幌で多くの共感と感動を呼び、高い評価を得ている。
老いと生がテーマの作品。作者である南参自身に同時に起きた「妻の妊娠・出産」と「祖母の認知症」という出来事を、実際の会話を台詞に取り入れるなどセミドキュメント的な手法で描き、生々しく物語に織り込んだ。
あらすじ：
3人家族が住む、北海道のとある一軒家。老女・センリは膝の具合が悪くなり、ほとんどベッドに寝たきりになってから認知症が進んでいる。その息子であるガンマは少しずつ変わっていく母親のことを直視できず、介護を孫娘のトオルに任せっきりに。そんな折にトオルが妊娠。トオルは介護を続けながらでも、シングルマザーとして生きていくと宣言する。ギクシャクしていく家族。物語はそれぞれの思いを抱え、認知症とともにゆっくりと進行していく。
日程：2017年9月23日（土）・24日（日）
23日（土・祝）14:00【A】／19:00【B】
24日（日）14:00【A】
※開場は各回、開演30分前
※ダブルキャスト 【A】紀戸ルイ 【B】宮本暁世
チケット：日時指定・全席自由
一般 前売3,000 円／当日3,500 円
学生 前売1,500 円／当日1,800 円
チケット取扱：
〇ローソンチケット［L コード：57020］
http://l-tike.com/
〇演劇パス
http://engeki.jp/pass/events/detail/264
〇CoRich チケット（予約）
http://stage.corich.jp/stage/83935/ticket_apply
キャスト：
福地美乃／長流３平（３ペェ団札幌）／曽我夕子
小林エレキ／能登英輔／櫻井保一／柴野嵩大（タペタム）／最上怜香
〈ダブルキャスト〉紀戸ルイ（A）／宮本暁世（B）
スタッフ：
脚本・演出：南参 音楽：川西敦子 舞台美術：高村由紀子 舞台監督：石川翔太（アクトコール株式会社）
照明：大橋榛名 照明オペレーション：吉田一弥 音響：橋本一生 演出助手：佐藤杜花 制作：水戸もえみ
協力：笠原希（ライトアイ）
問い合わせ・主催
yhs
TEL=080－5595－4103
mail@yhsweb.jp
アクセス：大阪市浪速区日本橋4丁目7-22 インディペンデントシアター2nd
〇大阪市営地下鉄・堺筋線「恵美須町」駅 1A出口 右手(北)5分
