第11回 うめだ能

大阪と深い縁がある日本の三大楽劇の1つ「能楽」の魅力を広い世代に伝えようと京阪神で活発な活動を続けているシテ方5名(梅若基徳、吉井基晴、大西礼久、上田大介、寺澤幸祐)で平成25年に結成された能楽道本座。今回の公演では、能楽道本座の一員である吉井基晴が世阿弥の「西行桜」に挑みます。


日時:2017年5月13日(土)13:00

会場:大阪能楽会館

チケット:
前売(自由)7,000円  2枚綴り回数券(指定可)13,000円
当日(自由)8,000円  学生(自由)3,000円」

チケット・お問い合わせ:大阪能楽会館
TEL=06-6373-1726

プログラム:
能『仲光 愁傷之舞』
シテ:大西礼久、梅若猶義、梅若利成、吉井晟朝
ワキ:江崎欽次朗 アイ:善竹隆司
狂言『文山立』  
主人:善竹隆平  太郎冠者:善竹隆司
仕舞『笠之段』梅若基徳 
『鐘之段』大西智久
『鵜之段』浦田保浩
能『西行桜』(大阪文化祭参加)
シテ:吉井基晴  ワキ:福王茂十郎  ワキツレ:森本幸冶
笛:森田保美  小鼓:清水晧祐  大鼓:山本哲也  太鼓:井上敬介
地謡:梅若基徳、上田大介、浦田保親、長山耕三、深野貴彦、井戸良祐、林本大、今村哲朗

「西行桜」あらすじ:
京都の西行の庵室のお庭には、毎年春になると美しい桜が咲いて多くの人々が花見に訪れていた。しかし今年は、西行は思うところあり、花見を禁止した。 西行が一人で桜を愛でているといつものように多くの人々が花見にやってきた。桜を愛でていた西行は、遥々遠くから桜を見にきた人を追い返す訳にもいかず、招き入れます。
西行は、「美しさゆえに人をひきつけるのが桜の罪なところだ」という歌を詠んで、夜に桜を眺めようと思って、桜の木陰で寝入ってしまう。
夢に老桜の精が現われて「桜の咎とはなんだ」と西行に聞いた。西行は「桜はただ咲くだけのもので、咎などあるわけがない。」と答え、「煩わしいと思うのも人の心だ」と老桜の精に諭した。老桜の精は、桜の名所を西行に教えて舞を舞う。しばらく経って西行は夢から覚める。老桜の精は消え、ただそこには老木の桜がひっそりと息づいているのだった。

プロフィール:吉井基晴 
シテ方観世流準職分  重要無形文化財総合指定保持者(平成19年認定)
観世流職分吉井順一の長男として昭和40年に生まれる。昭和42年「鞍馬天狗」「花見」で初舞台。昭和49年「岩船」にて初シテ。
東京芸術大学音楽学部邦楽科卒業、二十五世観世宗家故観世左近に内弟子入門、二十六世観世清和に師事。平成6年独立。平成26年度兵庫県芸術奨励賞受賞。「石橋」「道成寺」「乱」「翁」等を披く。

主催:能楽道本座

アクセス:大阪市北区中崎西2-3-17
〇地下鉄谷町線「中崎町」駅4番出口より徒歩5分